2023年12月 4日 (月)

新病院建設費423億円は正確か

新病院建設費前回算出法で行うと446億円

新病院建設特別委員会(12月1日)は

新病院建設特別委員会において新病院建設に向けた取り組みについて 説明を行った。

この中で建設概算事業費を423億円となることを発表した。

令和4年9月発表時の建設概算事業費は344億円でした。

 

今回の事業費423億円の内訳

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今回と前回の事業費の比較表は下記の通りです。

                 (河合清秀が整理した表)

建設工事費の推移   単位億円  
  令和5年11月 令和4年9月 合計 割合 %
設計監理費 15.0 14.6 0.4 102.7
建築工事費 304.7 242.8 61.9 125.5
外構工事費 19.9 5.2 14.7 382.7
解体経費 11.9 11.9 0.0 100.0
医療機器 45.0 45.0 0.0 100.0
什器備品 5.0 5.0 0.0 100.0
情報システム 14.2 14.2 0.0 100.0
事務費 5.3 3.3 2.0 160.6
移転費 2.0 2.0 0.0 100.0
全体事業費 423.0 344.0 79.0 123.0


新たな手法で表面上の建設費を抑えています。
それが、
ESシステムの導入です。
344億円の建設工事費総額令和4年発表分にはなかった手法なのです。

ES事業の導入によって。設計施工費約23億円が当初の建設費に含まれなくなります。

ES事業とは
ES事業者が自ら設計施工を行います。そのため建設費から
空調・給油設備・受変電設備について、設計し機器の調達や施工を行います。

ES事業者は契約期間15年維持管理システムの運転を行う。
発注者は設計施工代金を15年かけて支払う、15年の維持管理費も含まれる。

河合の推測:設計施工代金+15年の維持管理費となるだろう。

当初の建設費は安くなります。がそう単純なものではないと思います。

市立病院建設工事費 実は446億円!

 令和4年11月の建設予定総額423億円には空調・給油設備・受変電設備がふくまれていました。
 この度の423億円には空調・給油設備・受変電設備が含まれていません。ですからこの分を入れると 423億円+ES事業費23億円=446億円となります。

ES事業の導入は市にとって有益かどうか。

 ES事業費が市の言うとおり23億円とします。
23億円ー2億8千万円(交付税で措置可能金額)=20億2千万と減少する
 そのほかに国からの補助があればもっと少なくなる。

 補助があれば 河合の推定ですので金額に若干の差が出る可能性もあります。
 国からの補助金が幾ばくか加算になるのではないか。起債にすれば市の説明では25%は後年度普通交付税として措置される。つまり25%帰ってくることになります。
 23億円の1/2(一般会計からの繰り出し分)の25%としても2億8千万円が普通交付税として措置される。様に考えるのですが。・・・・とにかく交付税で交付する、といっても基準があり。交付税として措置される額は推定しにくいのですが。

ES事業者と選定されるのは大企業しかできない。
 ES金額23億もの金額を企業で受けて15年で0にするには資本力が膨大な企業しか契約することはできない。これにシステムを運転するための費用が組み込まれる、とすると限られた大企業しかできない。15年の長期にわたる契約です。
 市の仕事のアウトソーシングで膨大な利益が見込まれる。岩見沢市にとって有益と言えるのだろうか。

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2023年6月28日 (水)

第2回定例会質問 一般質問 内容その(2) (2)将来の人口推計と市の捉え方について

1、 定住人口減少の対策について
(2)将来の人口推計と市の捉え方について

【岩見沢市の人口推計は社人研の人口推計を利用して出されています。全国的な人口減少が起こっているので社人研では推定値を下方修正しています。2,013年の社人研の人口推計の予測値よりも岩見沢の人口は減少していますが、2,018年の人口推計を若干上回り結果となっています。しかし、どちらにしても2,045年には現在人口の3分の2程度の人口減少が起こるという推定値です。
 私はその推定値を上回るような人口減対策を、必死で求めなければならない、との危機感を持っています。
 市民の皆さんはどのようにお考えでしょうか。このことについて下記の質問を行いました。】

 岩見沢市の将来人口推計については、国立社会保障・人口問題研究所が2018年3月に発表した(将来推計人口)によると今後2020年から2045年までには40.0%減少47,600人となる見込みとしています。
 岩見沢市の人口ビジョン(令和2年度改訂版)の将来推計は同じく2045年には56,600人と見通しを立てています。 
 それぞれの数に違いはありますが、共通していることは岩見沢の将来の人口が現在の人口の約3分の2程度となることです。この資料を用いて効果的な人口減対策を市はどのように立てているのか大まかにお知らせ下さい。
 また岩見沢市は、国立社会保障人口問題研究所(社人研)の将来人口推計をもとに、市独自の人口推計を作成していますがその根拠とした「希望、出生率」を1.8とした事、子育世代の社会動態20代の転出超過に歯止めがかからない点を考慮した再検討の余地はないのでしょうか。

岩見沢市に考えを伺いました。

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第2回定例会 一般質問 内容 その1  1、 定住人口減少の対策について

【皆さん岩見沢市の人口減少をどう捉えていますか。私は危機的状況と考えています。すみやすい岩見沢を  作るためには人口減少は何としても止めなければならない、最重要課題です。理事者側も議会も真剣に取り組まなければならない。という思いで質問しました。】

1、 定住人口減少の対策について
(1) 出生数の極端な減少の原因と対策について

定住人口減少の対策について質問しました。【要旨】

 岩見沢市の定住人口が減少。北村、栗沢と合併2006年当時人口は93,000人。今年4月には76,081人現在は7万5千人代と推定
 定住人口が減ることによるデメリットは一般的には住民サービスの低下が危惧されると言われています。市民も小さくなっていく市を考えると、一抹の寂しさを感じる。将来の生活はどうなるのだろうかと言う方もいる。

出生率の極端な減少の原因と対策について

 10年前には600人台の出生率、昨年2022年の出生数は300人を切り、287人、大きな問題です。
 北海道の平均は5年連続で減少2022年は1.12ですが、岩見沢市の出生率は0.99とこれまでになく低い。
 
 このような状態が持続すると、岩見沢市の人口は大きく減少していくことにつながっているいくと思われます。

 岩見沢これからも、私たち市民にとって誇れる街でありたと願っています。しかし、人口の急速な現象は私たちの将来の希望を減衰させるものです。
 この記事の中で、岩見沢市は子供が増える望みもある。市が2018年秋に行った市民アンケートによると希望する子供の人数は平均1.8人。今年1月から4月の出生数は昨年度日で18人増の102人と昨年を上回るとしています。
 希望だけで出生率が上回るとは思われません

 そこで、岩見沢市の出生数の極端な減少の原因についてどう捉え、どのような対策を行ってきたのか、また今後どう行っていくかについて質問しました。

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2023年6月26日 (月)

かわい清秀 選挙後初議会で質問

選挙後初の第2回定例会は6月19日から6月30日まで開催されています。

河合清秀は5月23日(金)一般質問を行いました。

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質問内容は

1、 定住人口減少の対策について


(1) 出生数の極端な減少の原因と対策について

(2) 将来の人口推計と市の捉え方について

(3) 人口減少に対する対策について

 ① 若い世帯が住みたくなる施策について
 ② 定住するために必要な働く場所の確保について
 ③ 高齢者も住みやすくするため主に交通手段について

 2,ラピダスの千歳市に工場建設について


(1) ラピダス千歳について市長の所感について
(2) ラピダス千歳に絡む事業の模索について

質問内容は順次ブログで発表します。

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2023年5月16日 (火)

第2回臨時会

役員等を選出する臨時会行われる。

河合清秀 臨時議長の職務を行う。

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臨時議長 として 議長席につき臨時会を開会し

 

議長選挙を行いました。

 

 第2回臨時会は5月16日(火曜日)行われ議長に峯 泰教 議員、

副議長に 野尻 清 議員を選出、その他 常任委員会、議会運営委員会

広報広聴委員会などの委員長、副委員長等を選出し日程を終えました。

 

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議長選挙の様子です。

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2023年3月25日 (土)

2022年度議会報告

河合清秀の2022年度の定例会質問の概要

2022年度河合清秀の議会質問の概要をまとめました。

それぞれの画像をクリックしますと大きく読みやすくなります。

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雪対策を質問 令和年第1回定例会質問

住みやすい岩見沢を!

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令和5年第1回定例会は2月27日に開会3月20日に閉会しました。

私かわい清秀は3月9日岩見沢市の雪対策など3項目について一般質問を行いました。

今回の質問で任期中の4年間で毎回質問質問を行い、4年間で16回の質問を行いました。

市民の皆さんが市に聞きたい、どうなっているのだろうと思う事柄を質問して参りました。

 

今回は岩見沢市民にとって、毎年の問題雪対策をメインの質問としました。

今期の降雪も終わりましたが 例年にもれず、今年も雪に悩まされました。
 
 住みやすい岩見沢を創るために避けて通れないのが雪対策について質問しました。

以下質問です。

 

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令和5年第1回定例会質問
1.雪対策について
(1)雪堆積所用に不動産(土地)の寄付採納
  ① 住宅団地内で雪堆積場確保のため、土地の寄付採納について。
(2)雪を資源として利活用する政策
  ① 雪をエネルギーとしての活用について。
 ② 雪を観光資源としての活用について。
2、人口流失を防ぐ政策
(1)転出超過の原因について。
 (2)転出超過者を出さない方策について。
3,未就園児の子育て支援
(1)「未就園児」「無園児」と呼ばれる子どもへの子育て支援について。

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2022年10月19日 (水)

市庁舎彫像に8,000万円決算審査特別委員会で判明

安田 侃 氏の作品に8,000万円支出

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多くの市民から市役所の石はいくらかかったのかと言う質問を受けました。

安田 侃さんと言う芸術家の作品でした。

それが分かったのは

決算審査特別委員会が10月18日から10月21日の日程で行われており、

昨日10月18日帳簿、証書類の閲覧の中で

新庁舎屋内設置彫刻制作 委託業務として

タック有限会社に随意契約で5,600万円の支払いがありました。

令和2年度に2,400万円を支払っているとのことですので。

合計8,000万円となります。

庁舎建設は総務分科会審査です。 私は総務に属していませんので

総務分科会での質問は出来ませんでした。

 

この件で一言

・安田侃さんの作品に対してどうこう言うつもりはありません。

 安田さんは大学の先輩、在学中に私も同じ大学の下級生でした。

 今までの作品については好意的に鑑賞させていただきました。

 安田侃さんの世界が広がるといいなと思う者の一人です。

・コロナ渦で疲弊している方々もいる中で、8,000万で購入したことについては

 正直疑問を持っています。随意契約についても同様です。

・せっかくのアイデアですがあまりに高額、市民との合意を図る手続きも必要であったと思います。

・このご時世、市民生活と密接にかかわる事に8,000万円を使って頂きたかった。

 という意見もあります。  

・たとえば芸術・文化を大切にするなら一部を郷土博物館や松島美術館に対して

 使うことが先だったような気がします。

 

 



 

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2022年9月20日 (火)

かわい清秀の質問と市長答弁をお知らせします

かわい清秀の質問と市長答弁をお知らせします

令和4年第3回定例会でも一般質問を行いました。

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初当選以来連続一般質問を続けています。

今回はとても疑問にしている市立総合病院の外来受付が出来ないことを疑問に思っていました。市民の皆さんからも午後の診察をどうして受けられないのか、と言う声を聞きます。
皆さんとも、考えてみたいと思います。

そこで、次の質問を行いました

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1、岩見沢市立総合病院について

1)、午後予約なし外来診療受付について
・午後外来新患受付が出来ない理由について
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市長答弁はブログに記載します。

ただいま文章化中です

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2022年9月11日 (日)

令和4年第3回定例会河合清秀の質問通告

令和4年大3回定例会河合清秀の質問通告は下記の通りです。

質問する日は9月12日(月)4人目で午後2時前後です。

 

1、岩見沢市立総合病院について

 

1)、午後予約なし外来診療受付について

・午後外来新患受付が出来ない理由について

 

2、岩見沢市新病院建設基本計画について

1)新病院開院が市民の市外医療機関入院動向に与える影響について

 ・岩見沢市外の医療機関入院者数を減少させるかどうか

 

2)標榜診療科について

・医師確保をどのように行うのか

 

3)新病院の重点医療機能について

 ・近隣市立病院との地域医療連携関係について

 

 4)駐車場計画について

 ・患者用駐車場と職員用駐車場について

 

教育長へ質問

1、いわみざわ公園 郷土科学館について

 

1)、いわみざわ公園 郷土科学館展示内容について

・展示内容、展示機器の更新予定について

 

2)、郷土科学館の改築および移設について

・改築、移設建設の予定について

 

2、岩見沢市の埋蔵文化財に対する今後の方針について

・資料の整理や今後の発掘調査計画について

 

3、岩見沢デジタルミュージアムの開設を

 ・文化財や関連資料をデジタルアーカイブ公開について

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