令和4年第2回定例会かわい清秀の質問 道の駅について全文
令和4年6月20日河合の質問全文 (岩見沢道の駅に対する期待)
*********以下全文**************************
岩見沢市には道の駅がありません。岩見沢市民は各地の道の駅に行ってせっせとお金を使って帰ってきます。
そうして異口同音に「岩見沢にも道の駅があればいいねー」という声を、何度も聞きました。
また岩見沢を訪れた人たちから「岩見沢の特産品は、お土産は何処に行ったら買うことが出来るのだろうか」という声も聞かれます。
さらには岩見沢をアピールする場所が少ないので何処へ行ったら良いのでしょうかと尋ねられます。
それがまた「道の駅があったらいいねー」という声になっています。
隣の町にあって岩見沢には無い道の駅、道の駅は1993年4月道の駅として全国103駅が登録されたのがはじまりです。登録は国土交通省に申請して決定されます。施設の満たすべき要件は極めてシンプルな内容と言われています。
当初は自動車が普及し、長距離運転をするドライバーが増え、鉄道にとっての駅のような場所が、道路にも求められるようになり、「道の駅」制定提案へとつながりました。
それから29年が経過し、今年2022年2月9日「道の駅」の第56回登録があり3駅が登録され、全国で1194駅となりまました。
「道の駅」は3つの機能が必要です、24時間無料で利用できる駐車場、トイレなどの「休憩機能」、道路情報、観光情報、緊急医療情報などの「情報提供機能」、文化教養施設、観光レクリエーション施設などの地域振興施設で地域と交流を図る「地域連携機能」があります。
「道の駅」の登録について〈施設構成〉6項目ありますがその中でトイレの項目をあげますと
3.十分な容量をもつ清潔な便所とは、水洗式便所で駐車場の規模に応じて利用需要に対応できると認められるもので、便器数が概ね10器以上のものとする。なお、水洗式便所については、原則として全て洋式便座とする。また、温水洗浄便座とすることを推奨する。としています、これらをクリアして登録となります。
「道の駅」設置についても、整備の方法は、道路管理者と市町村長等で整備する「一体型」と市町村で全て整備を行う「単独型」の2種類があります。
内閣府を含め7省庁29の支援メニューがあり国でも「道の駅」を支援しています。
30年近い中で道の駅の役割は進化しています。
第1ステージ (1993年~)『通過する道路利用者のサービス提供の場』
第2ステージ (2013年~)『道の駅自体が目的地』
今、第3ステージを迎えています。
第3ステージは 創設から四半世紀、2020年から2025年の新たなチャレンジ として、『地方創生・観光を加速する拠点』へ「ネットワーク化で活力ある地域デザインにも貢献」とし
1.「道の駅」を世界ブランドへ
2.新「防災道の駅」が全国の安心拠点に
3.あらゆる世代が活躍する舞台となる地域センターに、と3つの姿をを示しています。
ですから道の駅は、鉄道にとっての駅のような場所から広域的な防災拠点となる道の駅、あらゆる世代が活躍する地域の課題解決や地域活性化プロジェクトなどが舞台となる地域センターとなる環境の提供が加えられています。
しかし第3ステージとなっても「道の駅」の基本コンセプト、「休憩」「情報発信」「地域振興」の三つの基本機能の提供による、”地域とともにつくる個性豊かな賑わいの場の創出““地域の創意工夫と質の高いサービスの提供”が変わるわけではありません。情報発信の中には地域の歴史の発信も考えられます。
岩見沢市で例えると、北海道の交通の要衝としての確固たる歴史が存在します。その歴史をしっかりと発信する場としての活用も考えることが出来ます。近年脚光を浴びている炭鉄港もあります。北海道の交通の要としての岩見沢に、道の駅はとてもふさわしいと考えます。コロナ後のインバウンドが回帰すると考えますが賑わいを創出するためにも道の駅はとても有用と考えます。
そこで
1,道の駅の果たしている役割について。どのような考えをお持ちか伺います。
道の駅制度が出来てから29年を経過していますが
2.岩見沢に道の駅が無いのはなぜなのでしょうか。
・今まで道の駅が建設されなかった理由について。お伺いします。
3.道の駅岩見沢について、市民の意見の聴取を行ってはいかがかということで伺います。
・市民や各界において道の駅岩見沢建設に関する意見の聴取を行ってはいかがでしょうか。必要か必要で無いか。
必要とすればどのような機能が望まれるか。必要で無い場合その理由は何か。など広く市民の意見を聞き今後に生かしていただきたいと考えます。
さらに
・検討機関を設置してはいかがでしょうか。
*************以上全文*********************************
もっともっと言いたいことがあったのですが、コンパクトにまとめました。
これに対する回答は、簡単に言うと ゼロ回答 でした。
私の質問は私個人の考えでは無く、市民の意見の代弁なのです。
市民の意見の重みを考えて頂きたいのです。
回答については逐次、説明しながらブログに載せたいと考えています。
| 固定リンク
最近のコメント