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2009年12月17日 (木)

 高額通学費支払者に対する通学費援助を質問

 高額通学費支払者に対する通学費援助を質問

第4回定例道議会予算特別委員会で行った質問と答えについてお知らせします。 

10区管内の各地をまわりまして地域の声を聞きました。

同じ北海道に住んでいても高校に通うのに一月に3万円もの定期代をかけて通学しなければならない高校生がいる事を教育行政はどう考えているのだろうか。

 たまたま生まれた場所・地域によって教育格差がはっきりと存在します。「何とか格差を縮めたい。」そんな思いで質問しました。

質問一.高等学校通学費補助制度の策定について。 

いろいろな地域を回りまして住民の皆さんからお話を伺って参りました。その中で道内のある場所で高校に通学するために3万円以上の通学費がかかるという話を聞きました。 道内には経済的理由で退学する生徒もいるといいます。

このようなことから

問い1.道内公立高等学校で通学費調査を実施した事はあるのか伺いました。

答弁:毎年実施している「生徒の実態等に関する調査」において5000円きざみで人数を把握する大まかな調査を行っている。 という回答でした。

 やりとりの中で5000円刻みで最高額2万円以上までの調査は年度当初していいる。

その結果から推定すると北海道の高校生は約11万人であり、2万円を超えるのが、その2%~3%と考えられる。

 ですから2万円以上の通学費を支払っている生徒は2000人から3000人と思われます。

問い2.適正配置の統廃合以外で通学費支援があるのか伺いました。

答弁:道立高等学校の再編に伴う「遠距離通学費等補助制度」以外の通学費支援については行っていない。

問い3.道内どこに生まれたとしても均等な教育を受けられる為に、通学対策をどのように行っているのか伺いました。

答弁:列車やバスの増便や、利用しやすいダイアの設定などの要請を行っている。

問い4.通学費の支援を行うべきと考えるが教育長の考えを伺いました。

答弁: 道立高等学校の再編に伴う「遠距離通学費等補助制度」や奨学金制度の活用を図っている。

 新たな通学費支援は難しいと考える。 という回答でした。

地域による教育格差がこの広い北海道の各地で起きています。
子どもたちは生まれる地域を選ぶ事は出来ない。
どの子にも行き届いた教育条件・環境の整備が必要不可欠です。
これからも教育を受ける格差解消に取り組んでいきます。

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2009年12月15日 (火)

空知農民代表者緊急集会」に参加しました

「農業切り捨て予算に抗議する!
空知農民代表者緊急集会」に参加しました

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 12月14日(月)空知農民連合主催の集会が岩見沢市の空知農業会館で行われました。空知管内各地の農民協組織役員が参加しました。
 私も集会に北道議と共に参加しました。性急な戸別所得保障の実施ではなく抜本的な制度設計を1~2年かけて行うべきと考えます。

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2009年12月 9日 (水)

道教委への質問とその回答

予算特別委員会での質問とその回答について順次掲載します。

一.新型インフルエンザの被害について

1.小中学校の新型インフルエンザによる臨時休業の状況を聞きました。

 回答:11月27日までの間に新型インフルエンザでの休校措置の公立小中学校は札幌市を含め小学校1261校中1089校、中学校は664校中590校でいずれも約9割となっている。

2.授業時間の確保について。非常事態であるので授業時数の確保は弾力的に扱うべきと考えるますが、どのような指導を行っているのか訪ねました。

 回答:概略 市町村教育委員会に対し、学期、月ごとの授業時数の管理を行い、児童生徒の負担が過重とならないよう配慮しつつ、授業時数の確保に努めるよう通知を発出するなど指導を行ってきた。

 それぞれの状況に応じて
・週当たりの授業時数を増やす
・冬期休業期間を短縮する
・学校行事などを見直す
 等の措置を講ずる

道教委としては、今後とも各学校の実情に応じ、事業時数の確保に向けて適切な対応が図られるよう指導助言に努める。

 という回答でした。

 私は、子どもに過重とならないように、子どもは教えたら教えただけ入る訳じゃない、短期間に集中して教えると、子どもによっては、あふれたり、オーバーヒートする事を指摘しました。

 また単なる目標授業時数の消化時数じゃなく加重とならないように指導すべきと言うことを予算特別委員会で発言しました。

 児童生徒の負担が過重とならないようと言うところを現場においては重要視していただきたいと思います。

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2009年12月 7日 (月)

予算特別委員会の質問日は12月7日月曜日です。

予算特別委員会の質問日は12月7日月曜日です。

第2分科委員会で教育委員会に質問します。

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2009年12月 6日 (日)

12月7日(月) 予算特別委員会で質問に立ちます

教育委員会に質問を行います!

 12月7日(月)第2予算分科委員会で教育委員会に質問します。

一.高等学校通学費補助制度の策定について。

 いろいろな地域を回りまして住民の皆さんからお話を伺って参りました。その中で道内のある場所で高校に通学するために3万円以上の通学費がかかるという話を聞きました。
 道内には経済的理由で退学する生徒もいるといいます。このようなことから高等学校通学費補助制度の策定について質問します。

一.新型インフルエンザの被害について

新型インフルエンザが学校でどのくらい蔓延したか

一、夕張市の教育に対する人的援助について。

夕張の小中学校がそれぞれ一校ずつに統合されます。東西24.9キロメートル、南北34.7キロメートル、面積763.20平方キロメートルの夕張で6歳の1年生もバスに揺られて登下校する、他の市町村ではスクールバスかスクールタクシーですが夕張は路線を延長か新たな路線申請で路線バスが児童生徒を運ぶ事となります。財政再建の夕張の計画だからスクールバスを買えなかった。

このような中で道教委はどの様な人的援助を考えるのか

一、2010年度の全国学力テストに対する道教委の考え方について。 

 第4回定例道議会本会議の高橋教育長答弁は2010年度全国学力テスト実施を悉皆による調査が大切と考えていると答えています。
 しかし文部科学省は2010年度は悉皆とはせず40%で行うと表明しています。
 また行政刷新会議ワーキンググループによる事業仕分けにおいては【全国学力・体力テスト】については次のような仕分けを行いました。
 要旨を述べますと、小6と中3全員が対象だった学力テストは、40%の抽出方式にすることで09年度予算の56億円から36億円に減額した。しかし都道府県の傾向をつかめるとした抽出率は高すぎ、「学力の順位付けになるだけ」との意見が出た。今後は子どもの学力の経年比較が可能になるようにし、抽出率を下げるよう求め、予算額の大幅削減と判定。小5と中2全員が対象の体力テスト(同2億円)も、別の調査と重複するため抽出への変更を要求、大幅削減とした。
 という中身です。

 そこで学力テストには多くの問題点がある事から数点質問します。

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