予算特別委員会質問(教育委員会)
知的養護学校進学に関わる問題について
知的養護学校への進学者が今後増大すると思われます。また、障がいを持っ子ども達の教育は、自宅から通える又は保護者と学校との距離が短いことが望まれますが、今後の方策について伺いました。
質問
1)出願状況について
始めに、知的高等養護学校進学状況について。平成21年、平成20年の出願状況で支庁を超えて出願している数について。
回答
知的障害高等養護学校-の出願状況についてでありますが、
○ 全道において、
生徒が居住する支庁管内から他の管内-出願した者は平成21年度で586名の出願者のうち218名、
また、平成20年度は501名の出願者のうち174名となっている。
○ 管内に高等養護学校を有する、石狩、袷山、後志、空知、留萌、上川、網走、胆振、十勝、根室の10支庁管内では、
平成21年度で508名の出願者のうち140名、
平成20年度で410名の出願者のうち83名が
他の管内-出願しているところであり、
また、高等養護学校を有しない
渡島、宗谷、日高、釧路の4支庁管内では
平成21年度で78名、平成20年度で91名の
すべての出願者が他の管内-出願している。
質問
2)空知管内からの進学数について
空知を例として伺います。空知は縦に長く、南空知、中空知、北空知と生活圏があります。そ
の中で、南・中・北から他の地域-移動している総数、空知管内から他の管内の高等養護学校の進学数について。
回答
空知管内における進学状況についてでありますが、
○ 平成21年3月に中学校の特別支援学級や通常学級等を卒業した生徒の進学状況について、
空知支庁管内におきましては、北空知に雨竜高等養護学校が設置され、
平成21年度では48名の入学者がおり、そのうち、空知管内からは19名で、
南空知から進学している生徒は5名、
中空知から進学している生徒は4名、
設置地域である北空知から進学している生徒は10名となっている。
○ また、空知支庁管内から高等養護学校へ進学している生徒43名のうち、
他の支庁管内-進学している生徒は24名となっている。
質問
3)圏域外-の進学希望者について
高等養護学校-の進学者が増加している中で、生活圏域外の高等養護学校-進学する事例が増加することが推測されます。現状の高等養護学校数であるなら、遠距離の高等養護への進学者が出てくるのではないか、道教委の推計及び予測について
回答
圏域外-の進学希望者についてでありますが、
○ 高等養護学校の配置については、
地域生活経済圏を基本として整備してきたところであり、
このため、先ほど申し上げましたとおり、
支庁管内を超えて出願した者は、平成21年度で全体の約37%、
空知支庁管内から他の管内-進学した者は、
全体の約56%となっている。
○ 近年、高等養護学校-の進学希望者は
子どもの障害の状態に応じた教育を受けさせたいとの
保護者のニーズの高まりなどから増加傾向にあるが、
進学希望者の推計については、
・現時点での小中学校の特別支援学級に在籍する児童生徒数が、今後の学年進行とともに増加することが見込まれること
・それぞれの年度における進学を希望する者の割合が変動することなどから、正確な推計を行うことは難しいと考えている。
質問
4)高等学校期の障害者教育について
高等学校期の障害者教育について根本的なあり方の再検討が必要と考えます。通学や家庭に帰宅する、また保護者が学校に出向くにしても、生活圏域に在学することが本人や保護者にとって各種の面で負担も軽減され好ましいことと考えます。
各生活圏域に知的障害者が進学できる学校が必要です。今後障害児教育のあり方の中で、学校までの距離についても検討を行っていただきたい。また、高等学校に特別支援教室を設置する等を是非検討していただきたい。
知的高等養護学校もしくは知的養護学校の分校を設置することも検討していただきたい。
高等学校の再編が進んでいます。再編により校舎や教室が空いています。特別支援教育にすぐ活用できます。教育長の見解を伺います。
回答
高等学校等の障害者教育についてでありますが、
○ 道教委においては、昨年3月に策定した
「特別支援教育に関する基本方針」の中で、基本的な考え方として
一人一人の教育的ニーズに応じた専門性の高い教育を推進する
こと
できる限り身近な地域において、指導や支援を受けられる体制を
整備し、きめ細かな教育を推進すること
の2点をお示ししたところであり、特別支援学校はもとより
幼稚園や小中学校、高等学校においても、
適切な指導や必要な支援を行うことができるよう
体制を整備することとしている。
○ 委員ご指摘の
高校における特別支援学級の設置等については
特別の教育課程を編成できないなどの難しい課題があり、
また、高校の空き教室を活用し分校を設置することは
今後の方策の一つとして受け止めているが、
同時に、職業教育を行うための実習室の確保や
寄宿舎がないことから対象となる生徒が限定されることなど、
検討すべき課題があると考えている。
○ いずれにしても、高等養護学校の配置については、本道の広域性から、既存の学校の設置状況や児童・生徒の状況などを
十分に考慮しながら検討することとしており、
今後も、基本方針の考え方を踏まえっっ、
受入体制の整備に努めてまいる。














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